シンスプリント

 

 

高校野球のチームサポートをしていると、毎年必ず怪我をする選手がいます

 

なるべく怪我をしない体つくりをするのですが、どうしても数名でてしまうのは悔しいところです

 

 

今回はシンスプリントという障害です

 

 

シンスプリントとは、運動中や運動後にスネの内側に痛みが出るスポーツ障害のことです。

 

脛骨の周りにある骨膜が炎症をおこします。

 

 

オーバーユースのひとつで、走る、跳ぶなどの運動を繰り返していると発症をしやすいです

 

 

発症しやすい競技としては

・中、長距離ランナー

・サッカー

・バスケットボール

で多くみられます

 

 

シンスプリントの原因

 

内的要因

・オーバートレーニング

・負担のかかりやすいランニングフォーム

・衝撃を受けやすい足の形「偏平足」「回内足」

・下肢の筋力不足

・筋肉の柔軟性低下

 

 

外的要因

・硬いグランドや路面でのトレーニング

・かかとがすり減っているシューズやクッションが薄いシューズの使用

 

があります。

 

 

シンスプリントと疲労骨折の違い、判断基準

 

 

シンスプリントの他にもスポーツに伴ってスネの内側が痛くなる怪我の一つに、疲労骨折があります。

 

 

痛む箇所もよく似ています。

 

 

シンスプリントの場合

・痛みを感じる部分が１０センチ程度と長い

・約４０％は両足の脛に症状が出る

 

 

疲労骨折の場合

・痛みは５センチ以下のピンポイント

・片方のみに発症する

 

 

自己判断するのは危険で、気になる症状があれば整形外科を受診することを進めます